「セックスしたい処女になりたい」・・・高校時代の友達だったカオリはそんなことを常に言っていました。
カオリはちょっと独特な空気を持っていて、皆でアイドルやらブランドの話をしている時に、しれっと「セックス」と意味なくつぶやいたりするような子でした。エロい子だったわけではありませんが、性知識は豊富に持っていて、彼女の所有していた無修正エロ動画を皆で目を細めながら鑑賞会していたような間柄でした。
当時の私は付き合っている男の子がいましたが、そんな私にカオリは「セックスしたくても処女には価値があるから今は絶対にしちゃだめだよ」などと助言なのかどうかよくわからないアドバイスをしてくれたものです。もっとも、私たちは学生らしい可愛いお付き合いであって、セックスはおろかキスさえもしていませんでしたけど。
セックスしたい女でしたが三十路を迎えてやっと処女喪失出来ました
でも、結局、その男の子とは別れました。二股だったんです。彼はキスにさえ進展しなかった私との仲がもどかしかったのか、他の女の子に手を出していまして、どうやらそちらとはセックスまで行ったようでした。やらせない処女よりやらせる非処女ですね。まあ、私は「セックスしたい処女」ではありませんでしたから、別れることに未練はありませんでした。でも、これをきっかけに処女って何の価値があるんだろう?と思い始めたことは事実です。
その後、卒業して社会人になって、私はマッチングアプリで出会った男性相手にあっけなくロストバージンしました。そう言う流れになったこともあるのですが、処女への価値観が失われていたことは確かです。痛かっただけで感慨も何もありませんでしたが。
そんな折に、カオリと再会しました。カオリは大学に進学して今は某一流企業に勤めている立場でした。
「私は夢を叶えたよ」カオリはそう言いました。今、付き合っている男が3人もいるそうです。
「セックスしたい処女のまま成人したの。いいよースケベなバージン。皆、私の処女狙いでモテてモテてたまらんですばい!あ、アンタ、喪失したの?ざーんねん!バカだねー!ギャハハハ」
カオリに殺意を抱いたのはこの時が初めてでした。
神待ちアプリ
神待ち少女